コラム詳細_睡眠_01

「ビジネスパーソンと睡眠を考える」

vol.1 寒い季節、ビジネスリーダーに必要な
   “脳と体を整える”睡眠術とは

睡眠コラムの執筆を担当いたします睡眠改善アドバイザーの五味です。
2025年が明けたと思ったら、あっという間に1か月が過ぎてしまいました。
皆さんも時間の流れを早く感じていませんか?
「1か月」の速さを感じる理由には、この時期の行事の多さや日々の忙しさに加え、1日の日照時間の短さや寒さが、私たちの感覚に影響を与えています。

あっという間に過ぎていくように感じるこの感覚は、睡眠の質も大きく関係しています。睡眠が浅いと時間の感覚がぼやけやすく、日々の疲労感が積み重なります。最高のパフォーマンスを発揮するためには、いまの季節にこそ、休養感のある睡眠を「安定・連続して」取り、脳の疲労をしっかりと癒すことが必要不可欠です。

「脳疲労」と睡眠の関係
情報過多や長時間のストレス等により、ビジネスリーダーは「脳疲労」に陥りやすい環境にさらされています。脳疲労とは、集中力を要する業務やプレッシャーの大きい環境によって脳が過剰に働き、パフォーマンスが低下する状態です。この状態を放置すると、判断ミスや集中力の低下につながり、ひいては企業全体の成果に悪影響を与える可能性があります。 睡眠は脳の回復に不可欠な役割を果たしています。睡眠中には記憶の整理・定着、疲労物質の除去、精神的な安定や創造力を高めるプロセスが行われています。しかし、睡眠不足が続くとこれらの機能が十分に働かず、判断力や集中力が大幅に低下してしまいます。

質の高い睡眠を実現するための3つのポイント
ビジネスリーダーにとって、睡眠効果を高めることは健康管理だけでなく、仕事のパフォーマンスや意思決定に直結する重要な戦略です。眠りの浅くなるこの季節にこそ、意識して睡眠を整えていきましょう。ぜひ取り入れていただきたいポイントを3つお伝えします。

1. 夜のルーティンを整える。
・リラックスできるルーティンの繰り返しで入眠スイッチを脳に覚えさせる(例:パジャマに着替える、ストレッチをするなど)
・夜の照明は“雰囲気のよいレストラン”程度の暖色系の間接照明にする
・眠くなってから寝室へ行く(眠れないときは場所を変えてリラックス)

2. 寝室の環境を見直す
・寝室は「暗くて静か、朝まで適温」が理想。快適な室温(冬は20℃前後、夏は24℃前後)に保つ
・遮光カーテンやアイマスクで光を遮り、静かな環境を確保する。

3. 日中の行動を最適化する
・定期的な運動を取り入れ、体内時計を整える。
・仮眠(パワーナップ)を活用。ただし①遅くとも14時まで②20分程度③体勢を確保
・カフェインは18時までにし、食事は就寝4時間前、入浴は1~2時間前までに済ませる。

睡眠への投資が未来を変える
2月になると、寒さの中にも日差しの眩しさ、日照時間が長くなってきたことを肌で感じられるようになります。これからは、起きたらすぐに朝の光を浴び、日中は適度に身体を動かし、体内時計を整えましょう。「よく眠れた!」と実感できる眠りが仕事の成果にもつながります。睡眠は脳と身体の休息と同時に、人生の質や仕事の成果を左右する「自己投資」と考えましょう。今晩からのよい睡眠が、春の光のようなあなたの眩しい未来に繋がっているのです。