トヨタ関係企業の仕事_周年行事

トヨタ関係企業の仕事

映像化によるソリューション

トヨタ販売店G社(従業員数)400人

■概要

トヨタ自動車と販売店の両輪で、日本に自動車産業を創っていく歴史と、その思いを強く持ち、地域への貢献、お客様と信頼の絆を紡いできた創業者や先人たちの取組みから、自社の理念についての理解を深めるとともに、改めてトヨタ販売店で働くことへの誇りを持っていただくために映像を制作した。
また、最後に現社長の近未来への強いメッセージを入れることで、理念をもとに未来を考えるヒントとした。 【収録時間 約28分】

■コンサルティング内容

設立80年、創業100年など、企業の節目を迎える年に行う事業には、記念講演や社史の編纂、新聞・業界紙等への掲載などがあるが、グラスティでは、映像化を通して、歴史を振返り、自社の理念はどのようなことから生まれたのかを通じて、理念の深いい理解と共に、未来を考えるキッカケをつくり、会社全体で理念やビジョンをもとに未来に向けた取組みを推進することに重点を置いている。
グラスティでは、1990年以降トヨタ自動車殿と販売店殿との仕事を通じて、両輪の歴史を整理してきました。そうした歴史の蓄積を背景に、周年映像の制作に取組んでいます。

(映像化の狙い)
1. 理念の再確認・浸透
 社員が自社の原点や価値観を再認識できる機会になる。
2. 社員のモチベーションの向上
 企業の歩みや理念を振り返ることで、所属意識・誇りが高まる。
3. 一貫性のあるメッセージで、世代間の価値観共有をはかる
 創業者や過去の経営陣の思いを映像で残すことで、若い世代にも伝えやすくなる。
4. 人材育成ツールとして活用可能
 新入社員研修や管理職研修などで使用することで、企業文化への理解が深まる。また、採用の映像としても活用できる。
5. 周年行事の記録・記念として残せる
 一過性のイベントではなく、何度でも見返せる「資産」として残せる。

今回のケースでは、社内で日々目にする自社の基本方針や行動基準、社訓の持つ意味を改めて考えてもらうために、トヨタの自動車産業への強い思いとそれを取り巻く歴史的背景をまとめ、トヨタから選ばれて地域でトヨタ車を販売してきた先人たちの理念を両軸で見せた。
また、二代目、三代目の代表者や創業時の役員が見知っている創業者、先代たちの思いを直接語ることで、自社の歴史に体温を感じさせた。また、創業以来のお客様の声を入れることで、積み重ねてきたお客様からの信頼を見せていった。
周年行事の機会に、改めて、いまの若い世代を中心に社員、チーム、店舗全体で一体となって次の世代、そして100年企業をめざしていくことを伝えた。

■若手社員の声
・創業以来から大切にしてきているものを知り、その中で仕事をしていることを誇りに思った
・自社の歴史を知り、もっと仕事を頑張ろうと思った
・会社の理念の背景にある「相互信頼」「地域から愛される」を大切にして、お客様から信頼される自分になりたい
・創業以来の多くのお客様がいること、そのお客様を大切にしてきたことを考えて仕事をしていきたい
・今まで先輩が築いてきたものを壊さないように100年企業を目指して頑張っていきたい

■管理職
・自社の歴史を振返り、改めて先代達が積み重ねてきたものを次につなげていく事の責務を感じた
・企業理念の背景にあることを知り、我々の仕事の仕方について考えさせられた